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UMA File:No.1 ツチノコ

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ツチノコとは

ツチノコは日本各地で目撃されているヘビのような形をした確認生物UMA( Unidentified Mysterious Animal)であり、とても太い胴を持っている。非常に目撃例が多いにもかかわらず、一度も捕獲されたことがない不思議な生き物です。

ツチノコの歴史

ツチノコは昭和のオカルトブームから存在を知られるようになったイメージが強い方が多いと思うが、実は古くから目撃されており、その存在を記した書物や文献などが多数存在する。

縄文時代の土器にツチノコのようなものが描かれている

画像:http://machiukezoo.biz/archives/

ツチノコと思われる一番古いものは縄文土器に描かれています。長野県茅野市の尖石考古館に展示されている縄文土器には、ツチノコを彷彿とさせる壷の縁飾りが確認できる。これがもしツチノコをモデルに作られているとしたら縄文人にとってツチノコはとても身近な存在だったのかもしれない。

 

古事記~江戸時代の文献に登場するツチノコ

ツチノコの存在を記した文献は古いもので日本最古の書物『古事記』『日本書紀』で野の神として登場している。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』など、その他にも数々の文献に登場している。

画像:Wikipedia

井出道貞『信濃奇勝録』(1834年脱稿1886年出版)に描かれた「野槌」。下記の翠山の画とともに、最も古いツチノコの図像といわれる。

 

画像:Wikipedia

畔田翠山『野山草木通志』に描かれた「野槌」

昭和のオカルトブームとツチノコ

画像:MBC南日本放送 1974(昭和49年)11月

1970年代~1980年代は空前のオカルトブームも手伝って、全国でツチノコブームが起こった。当時の新聞やテレビなどのメディアによく取り上げられ、目撃された場所が北海道を除くほぼ日本全土だったことから、全国で子供から大人まで多くの「ツチノコハンター」が誕生した。ツチノコは「イッシ―」や「ヒバゴン」といった同時期に流行った他のUMAより目撃地域が広かったことと、蛇くらいの大きさなどから、存在を身近に感じられた所がツチノコブームを後押したと思われる。

 

ツチノコの特徴

画像:MBC南日本 1974(昭和49年)11月

日本全国のツチノコ目撃者達の証言をまとめると以下のような特徴が浮かび上がる。

①蛇のような頭と太い胴を持つ

ツチノコの頭は蛇のような三角形をしており、首が少しくびれたあと胴体は急に太くなっています。正直不格好な見た目です。

②ツチノコの体長

目撃情報によると30㎝~90㎝くらいだと言われている。蛇と大体同じくらいの大きさのようだ。

③ツチノコの身体能力

ツチノコはとても動きが速く、数メートルから数十メートルジャンプできると言われている事からとても身体能力が高いと推測される。一度も捕獲された事が無いのはツチノコの身体能力が高いせいなのもあるだろう。おそらく太い胴部分は強靭な筋肉がついており、この筋肉が動きの速さとジャンプ力を生んでいるのではないだろうか?

④毒がある

ツチノコは猛毒を持つという説がある。一度も捕まって調べられた事が無いのになぜわかるのか疑問だが、蛇に似ていることと、とりわけ頭の形が猛毒を持つ「マムシ」に近いことから、毒を持っていても不思議じゃない説得力が生まれている。

ツチノコには懸賞金が掛けられている

なんとツチノコには懸賞金が掛けられている。懸賞金の額は提供する団体や企業によって違うのだが、下は100万円~上は2億円だというのだから驚きだ。

ツチノコに懸賞金を掛けている企業団体市町村をいくつか調べてみた。

①最高のツチノコ懸賞金額2億円 兵庫県千種町

ツチノコ懸賞金最高額となる2億円を提供していたのは「兵庫県千種町」だ。しかし、宍粟郡の4町(山崎町、一宮町、波賀町、千種町)の市町村合併により宍粟市となると同時にに懸賞金提供は終了してしまったようだ。

また、懸賞金額は3億円だったという情報もあるが出典は見つけられなかった。

兵庫県宍粟郡千種町にできた、2億円の賞金を懸けツチノコを“指名手配”する看板(兵庫)(1992年08月19日) 【時事通信社】

②つちのこ探しで町おこし 新潟県糸魚川市

新潟県糸川市能生地区の山中でツチノコの目撃情報があり、2006年から毎年ツチノコを探すイベントが行われている。

糸魚川市では、ツチノコの「発見情報」を提供すると「つちのこ饅頭」ツチノコの「写真」を提供すると「10万円~100万円」、生け捕りにすることができれば「1億円」の賞金が用意されている。

画像引用:新潟県糸魚川市つちのこ探検隊

「つちのこ探検隊」なる特設サイトも作られており、ツチノコで町おこしを行いつつ、本気でツチノコを探そうという熱意が伝わってくる。

新潟県糸魚川市はツチノコの捜索に最も力を入れている自治体と言えるであろう。

③岡山県吉井町

2000年5月21日、吉井地域黒沢地内で田の草刈をしていた農業Nさんは、草むらにかくれる蛇に似た物体と遭遇した。頭はドラえもんそっくり、草刈り機による一撃でこの謎の生物は水路に逃げ込んだ。それから4日後、近くの主婦がこの生物の死がいをみつけ、丁重に葬った。

その話を聞いた旧吉井町役場のS課長は、とっさに「つちのこ」に違いないと直感。死がいを掘り出し、川崎医療福祉大学の佐藤国康教授(生物学)に鑑定をお願いした結果「ヤマカガシであろうけれども、確かに普通の蛇とは違う、つちのことあすなろを合わせて”ツチナロ”と名づけたい。」とのことであった。

落胆すると思われた古井町の人々は逆に沸き立ち「つちのこは確かにこの地に生息している」という確信を強め「黒沢つちのこ研究会」を発足し、つちのこの生け捕りに2000万円の賞金をだすことを決定した。

そしてツチノコの捕獲者が出ない場合、なぜか賞金は毎年1万円ずつ増えていき、捕獲に成功した場合は現在2019万円が受け取れることになる。

      

画像:赤磐市ホームページより引用

 

 

④岐阜県東白川村 つちのこフェスタ

岐阜県東白川村はつちのこの目撃情報が日本一多いと言われている。村には「つちのこ館」と「つちのこ神社」が有り、毎年5月につちのこ捜索イベント「つちのこフェスタ」が開催される。

入場料(パスポート)1000円を購入して山に入りつちのこを探す。ツチノコ探索の他ステージイベントや保育園児の遊戯、餅投げ、マスつかみ(小学生以下) ・、クラフト体験、ワンパク広場(ふわふわ、FC岐阜のキックターゲット)、新築、増築お家の何でも相談、お楽しみ抽選会、餅投げ、後援団体のパビリオンなどたくさんの企画が用意されている。

見事つちのこを見使えることに成功したら賞金100万円が授与される。この賞金額は平成元年から毎年1万円ずつアップしており、令和元年の賞金額は130万円だった。

 

画像:東白川村公式サイト つちのこフェスタ

 

 

公式マスコットキャラクター 「つっちー&のこりん」

 

画像:東白川村公式サイト つちのこフェスタ

⑤オカルト誌 学研『ムー』編集部

日本を代表するオカルト雑誌である学研『ムー』

とてもめでたいことに今年40周年を迎えた『ムー』も1987年7月号で「ツチノコ生け捕り賞金100万円、死体に30万円、ツチノコが実在しえる確たる証拠には10万円」の賞金を懸けて読者に探索を呼びかけていた。

画像:学研ムープラスより引用 ムー1989年7月号より。

30年以上前の募集なので現在は無効になっているのではないかと思うのだが…

なんと2019年現在でもツチノコの懸賞金は生きているとい言うのだ!!

当時の誌面を振り返ると、応募期限が設定されていないうえ、かれこれ現在まで「ツチノコ捜索の打ち切り」は発表されていない。それどころか遺体や目撃証言やツチノコ伝承などを随時追い求め、レポートしているくらいなので、「実は懸賞金だけ打ち切りです」というには無理がある。

というわけで、1989年7月号の「ツチノコ生け捕り賞金100万円」は現在でも有効だ。

画像:学研ムープラスより引用

ツチノコの正体

目撃談も多く、懸賞金まで懸けられているツチノコですが、捕獲されたことは一度もないので、やはり存在を疑ってしまう。けっきょくの所ツチノコの正体はなんなのだろうか?

①蛇、又は生き物を丸飲みしたばかりの蛇

蛇は小動物や卵を丸飲みにしたり産卵前になると胴体が太くなり、目撃例や伝承に出て来るツチノコとそっくりになるため、これを誤認した可能性が高い。しかしそれでは速い動きやジャンプ力の説明がつかないので疑問が残る。

胴が太く全長が短い種類の蛇な可能性もある。デスアダーという蛇がツチノコに似ていると話題になったことがあるが、日本には生息しておらず、この線は薄い。日本に生息している蛇の中でツチノコに一番近いのは『ヒメハブ』だと思われる。

ヒメハブ

②トカゲ説

一部のトカゲは胴が太く手足が短い種が存在しており、ツチノコに非常に似た姿をしているのでツチノコと誤認したのだろうという説。日本ではツチノコと誤認するほど胴が太く手足が短いトカゲは確認できないが、アオジタトカゲというトカゲはとてもツチノコと似ているが、目撃情報のようにトカゲが何メートルもジャンプすることはあり得ませんし、蛇説でとりあげたデスアダーと同様アオジタトカゲは日本には生息しておらず、日本に輸入された個体が逃げ出して目撃されたとしても、輸入が解禁される以前の古い時代からツチノコは目撃されていることからこの説も説得力があまり無いように思える。

アオジタトカゲ

画像:wikipedia

③新種としての生物 UMA(未確生物)説

現在確認されているどの生物でもない、ツチノコという新種の生物説。ツチノコに近い特徴を持つ生物はいくつか確認されているが、日本には生息していなかったり、目撃談のように数メートルジャンプできるようなものは存在しない。となると新種の生物UMAとしてのツチノコに期待が膨らむが、先進国日本でいまだに発見捕獲されていない事実を考えるとやはり苦しいところである。存在したとしても、もう絶滅してしまったのかもしれない。

喪失者
喪失者
はー、ツチノコに会いたいなー…
決して賞金を手に入れて生き辛い世の中から抜け出そうとか考えてないよ!純粋にロマンとUMAが好きなだけだよ!
未来人
未来人
ロマンを追いかけたい身としては新種のUMA説であってほしいところだな。
ツチノコ捕獲イベントいつか参加してみたいな。

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